「建売住宅と注文住宅の違いとは?メリット・デメリットを比較解説」

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columnコラム

2019/08/16

「建売住宅と注文住宅の違いとは?メリット・デメリットを比較解説」

「建売住宅と注文住宅の違いとは?メリット・デメリットを比較解説」

新築の一戸建てを購入する際には、「建売住宅」と「注文住宅」という2つの選択肢があり、それぞれ異なる特徴を持ちます。人生で最も大きな買い物であるマイホームで後悔しないためには、自分の希望に合った方を選ぶことが重要といえるでしょう。

そこでこの記事では、建売住宅と注文住宅の違いとメリット・デメリットをわかりやすく解説します。新築の一戸建て購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

■建売住宅と注文住宅の違い

建売住宅と注文住宅は、購入するまでの流れや費用など、様々な点で違いがあります。それぞれどの様な特徴を持つのか、詳しく見ていきましょう。

-建売住宅とは

建売住宅とは、土地とセットで販売される新築住宅のことです。

完成後に売り出されることもされることもあれば、施工中に販売されることもありますが、設計内容は予め決まっており、購入者の希望は反映されません。そのため外観や間取り、設備といった仕様は画一的になりやすいという特徴があります。複数の区画に分けられた敷地内に、同じ仕様の住宅がたくさん並んでいるのを見たことがある方も多いでしょう。

-注文住宅とは

一方で、建築設計事務所や工務店、ハウスメーカーに依頼し、購入した土地や元々所有していた土地に建てる住宅を注文住宅と呼びます。デザイン、間取り、外装・内装、設備等といった仕様を購入者が希望に合わせて計画することができるため、ライフスタイルや予算に合わせ、自由度の高い家づくりが可能です。

注文住宅には、住宅の全ての仕様を購入者が計画する「フルオーダー住宅」と、ある程度決まった仕様に基づいて注文を行う「セミオーダー住宅」があります。フルオーダー住宅はゼロから全てを計画できますが、その分手間はセミオーダー住宅よりも多くなるため、建てたい家に合わせて選択するとよいでしょう。

またこれとは別に、土地の売り主が建築会社や建築するまでの期間を指定する、「建築条件付き土地」というものも存在します。通常の注文住宅よりも土地は安いメリットがある一方で、住宅の建築に関しては条件が指定されるため、自由度は「建売住宅以上注文住宅未満」になります。

■建売住宅のメリット・デメリット

まずは建売住宅のメリットとデメリットから見ていきましょう。

-建売住宅のメリット

・計画や土地購入の手間がかからない

建売住宅は土地と建物がセットになっており、設計済みのものが売りに出されています。そのため購入者は希望に合うものを選択するだけでよく、計画や土地購入の手間がかかりません。

・立地が良い物件を見つけやすい

建売住宅を販売している不動産業者は、とにかく建てた物件を販売する必要があるため、良い立地を選定することに力を入れる傾向があります。そのため、立地の良い物件が見つかりやすいというメリットがあります。

・コストが抑えられる

建売住宅は仕様が画一的であるためスムーズに施工することができ、資材もまとめて仕入れることから、注文住宅よりもコストが低く済む傾向があります。

・すぐに入居できる

既に完成済みの建売住宅であれば、すぐにでも購入して入居することができます。また、施工中であっても、土地選びから始める注文住宅よりは遥かにスピーディに入居できるでしょう。

-建売住宅のデメリット

・自由度が低い

建売住宅は間取りやデザイン、内装等をほとんど自分で決めることができません。希望に合う物件を選べるといっても、どこかしらに不満が残る可能性が高いでしょう。

・工事の品質は低く、手抜き建築も多い

住宅を作る際に、施工業者の報酬は期間ではなく、1棟あたりいくらといった形で決定します。建売住宅の場合はこの報酬が注文住宅よりもかなり低く設定されることが多いため、施工業者は短期間で工事を完了せざるを得ず、結果として工事の品質が低くなったり、手抜き建築となったりしてしまうケースが多くなります。

もちろん必ずしも建売住宅=粗悪というわけではありませんが、工事に立ち会うこともできないため、素人である購入者が完成した住宅の良し悪しを見極めることは難しいといえます。安かろう悪かろうというリスクがあるということは知っておきましょう。

・増改築が難しいケースが多い

建売住宅は工期が短く済むツー・バイ・フォーという工法で建てられているケースが多くあります。これは梁や柱ではなく、壁で家を支えるという工法で、増築や間取り変更が制限されてしまうというデメリットがあります。

将来的に増築や改築をしたい場合には注意が必要です。

■注文住宅のメリット・デメリット

続いて、注文住宅のメリットとデメリットを解説します。

-注文住宅のメリット

・自由度が高い

注文住宅のメリットとして真っ先に挙げられるのが、とにかく自由度が高いということでしょう。

デザインや設備を希望通りにできるのはもちろん、グレードの調整もできるため、こだわりたい部分に予算を割き、全体の費用は抑えながら希望に叶う家づくりをするといったことも可能です。

・施工の質が高い

注文住宅は建売住宅に比べ、施工の質が高い傾向にあります。

先述した1棟あたりの施工報酬が建売住宅よりも高いことに加え、注文住宅は評判によって業績が大きく左右されるため、工務店や建築業者も、職人の質にこだわって雇用や教育を行うからです。

腕の良い職人が時間をかけて丁寧に施工してくれるため、長く住める資産価値の高い住宅に仕上がる可能性が高くなります。

・施工の過程、現場をチェックできる

注文住宅の場合には、工事の過程を施主が自らチェックできるのも大きなメリットです。建設現場を依頼主が確認することで手抜き工事を防ぐことができます。

-注文住宅のデメリット

・土地探しや計画にかかる手間が大きい

注文住宅を購入する場合、家を建てる土地を探すところから始めなければなりません。希望に合う土地が見つからず、家づくりまでに数ヶ月かかってしまうことも珍しくありません。

住宅の計画においても、工務店やハウスメーカーと何度も打ち合わせをしながら仕様の決定や見積もりを繰り返す必要があります。あとから追加の希望が出てくることも珍しくないため、資金計画も複雑になる傾向があります。

また、土地の購入契約と住宅を建設する請負契約を別々に行う必要があるため、契約手続きにおいても、建売住宅より手間がかかるといえます。

・コストは高くなる場合が多い

注文住宅は品質や自由度と引き換えに、建売住宅よりもコストは高くなるケースが多いといえます。

ただし、譲れない部分にだけコストをかけることで、希望にマッチする住宅を、費用を抑えて建てられる場合もあります。計画さえしっかりと行えば、結果的にはコスパが良く済むケースもあるため、一概に注文住宅は割高であるとはいえません。

・工期が長くなる

土地探しと建築計画に時間がかかる分、建売住宅よりはどうしても時間がかかってしまいます。実際に入居できるまで、最短でも1年程度、長い場合では2年以上かかることもあるでしょう。

■まとめ

建売住宅と注文住宅はどちらが優れているというわけではなく、それぞれに一長一短があります。

建売住宅は手間のかからなさや費用の安さにおいてはメリットがある一方で、品質や仕様の自由度は諦めなければなりません。

一方で注文住宅は、入居までの期間は長くなり、コストも割高になることが多いものの、細かい部分まで希望通りの、高品質な一戸建てを手に入れることができます。

マイホームの購入を検討している方は、重視したいポイントをよく考えた上で、ぜひこの記事で解説した内容を住宅選びの参考にしてみてください。

参考リンク:https://www.arrch.net/concept