
土間がつなぐ、内と外のゆるやかな時間
浜松市 25.05坪
#平屋 #中庭 #勾配天井 #収納充実 #家事ラク
こちらの邸宅は、外と内、そして空間同士を曖昧につなぎながら、心地よい距離感の中で過ごすことをテーマとした「土間のある平屋」です。
建築家が描いたのは「外に開きながらも、家族の居場所をゆるやかに結ぶ平屋」。リビングとひと続きになった土間は、そのままテラスへとつながり、段差なくフラットに広がります。
テラスは静かに鑑賞や趣味を楽しむ場として、一方で芝生の庭はBBQやプール遊びを楽しむ場として、用途の異なるふたつの外部空間が日常に豊かな彩りを与えます。
室内もまた、曖昧なつながりを大切にした空間設計に。玄関を抜けると、約3mの勾配天井が伸びやかな広がりを生み、光と風が通り抜けるリビングが迎えます。化粧柱で緩やかに仕切られ、完全に閉じることなく家族の気配を感じられる設計です。
リビングの一角に設けられたヌックは、囲われた安心感を持ちながらもリビングと連続する小さな居場所。読書や趣味に没頭できる余白の時間を暮らしに添えます。
さらに、この邸宅は収納や家事動線にも工夫が。玄関から主寝室へとつながるファミリークローク(FWIC)は、動線の中に配置することで自然に片付けができ、家族の衣類や生活用品をひとまとめに収納可能です。
また、キッチンから水回りへは最短距離でアクセスできる設計となっており、日々の家事にゆとりを生み出します。
室内のインテリアはジャパンディで統一。柔らかい円を描くダイニングテーブルやチェア、陶器の照明やタイル素材が室内にやさしい陰影を生み出し、静かな質感に包まれた空間を演出しています。
外観は板張りと大きな壁面が織りなす重厚なファサード。街並みに凛と佇みながら、落ち着きと温もりを調和させています。
土間を通じて外と内が曖昧につながり、家族それぞれがお気に入りの場所が持てる。家族の時間と一人の時間が曖昧に溶け合う、その暮らしの可能性を感じられる平屋です。
土地面積 245.70㎡(74.32坪)