大規模既存集落制度について

みなさんこんにちは！
新築注文住宅ARRCHアドバイザーの野尻建です！

夏も終焉を迎えようとしています。皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近は朝晩は少しずつ涼しくなってきました😊
夏の暑い日が大好きな私にとってはなんだか寂しい気持ちでいっぱいです。。😅
これから気温はだんだんと下がっていきますが、私のハートは常に猛暑日状態です🔥(笑)

さて、こんな暑苦しい私が今回皆様にお届けしますのが、大規模既存集落制度についてです！
浜松にお住いの方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれませんね🤔
お得に土地を購入できる可能性がある制度ですので、該当の方は是非とも参考になさってください！

大規模既存集落とは？

そもそも大規模既存集落とはなんでしょうか？
全国各地に存在する土地は、大きく分けて【市街化区域】と【市街化調整区域】に分類されます。
それぞれを簡単に説明しますと。。

【市街化区域】
そもそもお家を建てられる区域。
国としても積極的にお家を建ててほしいと考えられている区域のことを言います。
商業施設やお家が沢山建っている都会のイメージです🏢

【市街化調整区域】
お家を建てるには若干の制限がある区域。
国としてもあまり積極的にお家や商業施設を建ててほしくないと考えられている区域のことを言います。
ほのぼのとした田園地帯だったり山林地帯に近い田舎のイメージです🚵

【大規模既存集落】は本来お家を建てられない【市街化調整区域】に該当するエリアでも
許可が下りたら特別にお家を建ててもいいですよ～！という制度になります👌

該当する人はどんな人？？

浜松市のHPに詳細要件が記載されてはいますが、全て説明しますと難しいので💦
今回は、最低限の条件だけ簡単に皆様に説明させて頂きます！

①該当するエリアに住んでいること

そもそも該当するエリアに、親御様かご自身が20年以上かつ、現在も1年以上住んでいることが条件です！
詳しいエリアに関しても、浜松市のHPに記載されてます。黄色若しくは水色のエリアが対象になっております🙌

②土地を所有していないこと

申請者が、建築可能な土地を所有している場合は申請が通りません🥲
建築可能かどうかの判断はなかなか難しいかと思いますので、ざっくり所有土地がある方は要注意ということです！
申請する際はお気をつけてください。

詳細要件

その他にも、様々な許可要件がありますが全て書ききれない為
浜松市のリンクを貼っておきます。
こちらで是非ともご確認くださいませ😄

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/tochi/home_tochi/home/kensido/chousei/daikibo.html

メリット・デメリット

大規模既存集落を知ったからには、メリットとデメリットも気になってきますよね🤗
メリットとデメリットを簡単にお伝えさせて頂きます！

【メリット】①土地価格が安い

皆様が一番気になっているポイント。そうです、土地価格がとても安くなります！
一般的に同じエリアで購入した場合、大規模既存集落の土地ではおおよそ半額くらいで購入できます🤩
これは嬉しいですよね！

【メリット】②土地の広さと立地条件

土地の多くが畑なので、広い土地が多いと言われています。
また、基本的にエリアとして田舎であることが多いので、普段の生活をのんびり寛ぎたい方には
ピッタリです☕

【デメリット】①申請時間を要する

その選ぶ土地にもよりますが、申請をしてから建築の許可が下りるまでに大体1年くらいはかかってきます。
仮に住宅会社を決定して土地を購入したとしても、1~2年の歳月をかけてもマイホームが完成しない💦
お子様のいる家庭でしたら、場合によっては就学のタイミングを逃してしまう😰
そういった可能性も秘めております。

【デメリット】②外構費用と造成費用が高くなる

そもそも土地が広いので当然ではありますが、その分ご自身のお庭にかける費用だったり造成費用が膨れ上がる
可能性はあります。
また、畑の状態から家を建てられる状態にするためのライフラインの整備が必須になってきます。
これもまた場合によってですが、普通の土地を購入したほうが安くなるケースもありますので
土地購入前のお見積りは必須です😯

以上、今回のテーマはいかがでしたでしょうか！
元々、お家を建てないで～！と言われているエリアで特別に建築が可能な【大規模既存集落】
ご家庭によっては【大規模既存集落】の制度を活用しない方が損をしない場合もあります。
その見極めが難しい方やもっと話が聞きたい方、様々質問をしたい方いましたら、まずはアーチにご相談に来てください🤗いつでもお待ちしております！