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2022.11.24

高断熱 高気密住宅のメリット・デメリット

高気密高断熱

こんにちは!浜松で注文住宅をメインに扱う工務店アーチアドバイザーの田中です。
さて今回のテーマは「高断熱 高気密住宅のメリット・デメリット」です。

住宅の性能で代表的なものがこの高断熱・高気密。
皆様はこの住宅の性能についてどのくらいご存じでしょうか?
「断熱?気密?聞いたことはあるけど、、、」
「営業マンが一生懸命説明してくれたけどよく分からなかった」
「どこもそんなに大差ないでしょ?」
「コストが高くなるんでしょ?」

今回は上記のように同じようなご意見をお持ちの皆様に、「高断熱 高気密住宅のメリットとデメリット」を分かりやすくお伝えいたします!

どこの住宅会社で建てるか→判断基準は性能

皆様は家づくりをしていく中で、色々な選択肢を持っています。
●建売住宅
●ハウスメーカー
●工務店
●ローコスト住宅
●設計事務所

これだけの選択肢がある中で、どこの住宅会社で建てるか、何を基準に家づくりしていけばいいのか。
まず間違いなく一番大事なのは「住宅性能」です。

そもそも「高断熱」「高気密」ってなに?

高断熱とは? サッシや断熱材選びで迷わないためには

外気温の影響を受けにくい為、夏は涼しく冬は暖かい。1年中快適に過ごすことができる。それが高断熱住宅です。
暑さや寒さは家の壁や窓を通して家の中に伝わります。

私の実家のように35年前に建てた古い家は断熱性が低く、クーラーを使っても全然涼しくなりませんし、冬は体の芯から冷えます。
しかし、高断熱住宅は断熱材を壁や床、屋根等に入れたり、断熱性の高いサッシを使用したりすることで、外気温の影響を受けにくくなっています。
家の中で熱の行き来がが一番多いのが窓です。

とはいえ、「どんなサッシや断熱材を使ったら良いのか分からない・・・・」
と迷われる方もいらっしゃると思います!

そのような方は、まず上の図をご覧いただきたいです。
実は断熱は耐震等級と同様に等級があります!!
数字が大きいほど、断熱の性能が高くなります。

温暖な浜松エリアで建てられる場合でも、最低で断熱等級5以上はマストかと思います。
また、断熱等級6を取得していれば非常に快適なお家になります😀

断熱に迷ったら「御社の断熱等級はいくつですか?」と質問してください。
アーチは断熱等級6です!

断熱等級、聞きなれない方も多いと思いますがこの断熱性能を判断する非常に重要な指標となります。
ここの部分は是非直接お会いしてご説明できたらと考えております。

高気密とは

すき間が少なく外気が入りにくい、さらにはお部屋を暖めた空気が外に逃げにくい、それが高気密住宅です。
一言で言うと「魔法瓶」をイメージしていただくと分かりやすいと思います。
日本は湿度が高い為、カビや腐敗等への対策として、風通しを考えて家が建てられていました。
風が吹く向きに合わせて大きな窓を設けたり、家にわざとすき間を設けたりして、少しでも家の中の空気が出入りするように建てられていたのです。
しかし、現代はエアコンやヒーター等の暖房器具が発達し、部屋全体の空気を暖めるようになりました。
その為風通しの良い建て方は不向きとなり、考えられたのが「高気密住宅」です。
高気密住宅は、断熱材、気密シート、気密性の高いドア、窓等でなるべくすき間を作らず、気密性を高めた建て方です。
それによって外気が入りにくく、中の空気は逃げにくくなるため、一年中快適な温度で過ごすことができます。
それと併せて「御社のC値はいくつですか?」と質問してください。
C値、これも先ほどのUA値と同じく聞きなれない方も多いと思いますが、気密性能を判断する非常に重要な数値となります。
特にこの気密を確認しないで断熱ばかり気にしていると、あなたの家づくりは間違いなく失敗します。
それくらい大切な部分になりますので、是非直接お会いしてご説明できたらと考えております。

高断熱 高気密住宅のメリット

冬は暖かく、夏は涼しい

高断熱・高気密の家は外気温の影響を受けにくくなり、冬の寒さや夏の暑さを家の中で感じにくくなる為、一年中快適にすごすことができます。
さらに魔法瓶と同じで家の中の空気が外に逃げにくい構造のため、一旦家の中を冷暖房器具で快適な温度にしてしまえば、外の空気が入ってきにくい為、さらに快適に過ごせます。
これらの性能は、断熱性、気密性のどちらかが欠けてしまうと効果が発揮されません。
「外気の影響を遮断して、家の中の空気を外に逃がさない」この2つの性能が合わさって冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができるのです。

結露・カビの発生を抑える

高断熱・高気密住宅には24時間自動換気システムの設置が義務付けられており、計画換気ができる環境を保っています。
窓ガラスの結露は外気と室内の温度差によって発生しますが、断熱性の高いサッシを使用することで、外気温によって窓が冷やされるのを防ぎ、結露の発生を抑えてくれます。
湿気と結露を防ぐことで、同時にカビの発生も抑えられるのです。

ヒートショックを防ぐ

冬になるとニュース等でよく耳にするこの「ヒートショック」。
急激な血圧の変動により、失神や心筋梗塞等を引き起こすことを言います。
脱衣所で服を脱ぐと寒さで血管が収縮し、血圧が大きく上がります。
そして浴槽に入ると今度は血管が弛緩し、血圧が急激に下がります。
意識を失ってしまうので、浴槽でヒートショックを起こしてしまうと、
そのままお風呂で溺死してしまうという非常に怖い現象です。
このヒートショックで実は年間19,000人以上の方がなくなってしまうのです。
高断熱・高気密の家はヒートショックの原因となる、部屋間の温度差をなくすことができる為、ヒートショックのリスクを大幅に減らせます。

ランニングコストが抑えられる

エアコンの温度を低めに設定できたり、使用頻度が減り光熱費が下がります。
特に冬と夏は光熱費が増えやすい季節ですが、外気の影響を受けにくい高断熱・高気密の家は光熱費を大幅に抑えることができます。
暑さの厳しい季節はエアコンの温度を必要以上に下げることなく、効率良く室内を冷やせます。
暖まった空気が逃げにくい為、寒さの厳しい季節であっても部屋ごとにエアコンを使用する必要はありません。
35年間の住宅ローンが終わっても光熱費は生きている限り一生かかり続けます。
年数が古い家と比べると、その差は数百万円にもなります。
住宅ローン+光熱費=毎月のランニングコストになるのです。

高断熱 高気密住宅のデメリット

建築費用が高くなる可能性がある

高断熱・高気密の家を建てるためには、設計段階からのきちんとした計画と品質の高い施工力が必要です。
これは皆さんご存じだと思いますが、家づくりは求めるものが多ければ多いほどコストがかかります。
材料さえ揃えられればどこでも高断熱・高気密の家が建てられるというわけではありませんし、性能を活かすための知識や技術も必要となります。
そのため一般的な住宅と比べると割高となるのです。
しかし高断熱・高気密がきちんと実現できた家は、快適に暮らせることはもちろんのこと、光熱費が大幅に抑えられます。
イニシャルコストももちろん大事ですが、払っていく住宅ローンは月々払いです。
せっかく建物の費用を抑えられたが、その分光熱費が余計にかかっている、という状況は全く意味がありません。 イニシャルコストだけに注意が向かないよう、月々払いのランニングコストを考えた家づくりをしましょう。

今回は高断熱 高気密住宅のメリット・デメリットについてお話しました。
高断熱とは「外気の影響を受けにくい家」のこと、高気密とは「すき間が少ない家」のこと、どちらが欠けても高断熱・高気密住宅は実現しません!
一年中快適に、家族が健康に暮らすことができる上、光熱費が大幅にカットできるのは大きなメリットです。
その反面デメリットもありますが、将来を見据えた家づくりや定期的なメンテナンスを行うことで、デメリットは解消できます!

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