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子育てを考えて実家近くで土地から探して建てることに
次男が生まれて、賃貸の住まいが手狭に感じるようになったのが家を建てたいと思ったきっかけでした。暮らしそのものに大きな不満はなかったけれど、よく動く子どもたちを見て「もっとのびのびさせたいな」と感じて。長男が小学校に上がれば、共働きの私たちには実家の協力がどうしても必要でしたので、実家の近くで暮らせたら、と自然に思うようになったんです。

最初は建売も見に行きました。でも実際に見てみると、「今の賃貸がそのまま大きくなったような感じかな」と思ってしまって。
せっかくお金を出して買うなら、自分たちの要望を一つでも二つでも形にできた方がいい。そう思って、注文住宅で考え始め、土地とあわせて本格的に住宅会社を探し始めました。

決め手は建物のデザイン性と営業担当の真摯な姿勢でした
ARRCHを知ったきっかけは、住宅関連のフリーペーパーで見かけた建物のデザインが印象に残ったことでした。
同じ時期にもう一社、他の住宅会社も並行して見学していました。どちらも丁寧で、それぞれの良さがありましたが、最終的に決め手になったのはARRCHの営業担当・田中さんの対応でした。

田中さんは他社を悪く言うことなく、「あちらのこういうところはすばらしいですよ」と認めた上で、「ARRCHではこういう考え方でつくっています」と、きちんと説明してくれる。そのうえで、私たちが自分たちで決断できるように整理してくれる姿勢が印象的でした。誠実さと信頼感があって、この人に任せたいと思えたんです。

土地もARRCHに相談して進めました。不動産担当の清水さんが一緒に候補を見てくれて、自分たちだけでは見つけられなかった場所をいくつも提案してくれました。土地から家まで一貫してサポートしてもらえたので安心できましたね。

雑談のような打合せで、理想が全部かたちになった
建築家の森下先生との打合せの日は、緊張というよりワクワクしていました。建築家って“すごく頭が良くて、お堅い人”というイメージがあったけれど、実際に会ってみたら全然違って。話し方が柔らかくて、「今の賃貸の住まいで不満はありますか?」「逆に良いところはどんなところですか?」と聞いてくれました。その空気にすごく安心して、気づけば自分たちの話をどんどんしていました。

子どもが増えて狭く感じてきたことや、家事の導線をもう少し楽にしたい、といった話をしていくうちに、理想の暮らしが整理されていきました。
ARRCHで渡された「ヒアリングブック」に要望を書き出したり、好みの写真をストックしていましたので、そうやって何気なく伝えたことを、全部ちゃんと拾ってくれていたんです。

次の打合せで模型を見せてもらった時は、夫婦そろって「おー!」って声が出るほど驚きました。「あ、言ってたことが全部入ってる!」って。当初は難しいかもと思っていた、寝室を1Fにしたいという要望までしっかり叶えられていて感動しました。伝えておいて本当に良かったです。

中庭が“もうひとつの部屋”になった暮らし
実際に住み始めて一番感じたのは、中庭の良さです。気づけば毎日のように家族で過ごす場所になっています。朝はコーヒーを飲んだり、休日は焼肉やプールをしたり。外なのに周囲からの視線が気にならないので、まるで家の中の延長のように使えます。

椅子に座ってふと見上げた時、「あ、どこからも見えないんだ」と思って感動した瞬間もありました。
玄関から靴のまま直接出入りできるように動線をつくってもらったので、キャンプ道具の出し入れもスムーズです。外で過ごす時間が増えて、子どもたちも自然と外に出たがるようになりました。

お料理が好きなので、作業効率が良さそうなL字型のキッチンは絶対の希望でした。使ってみたら本当に良くて、仕事から帰っても30分ほどで夕食を作れるようになりました。
洗濯動線も「干す→しまう」が一直線にできるようにしてもらったので、畳む手間がほとんどなくなりました。家事のストレスがぐっと減って、暮らしが快適に回るようになった気がします。


また、趣味のダーツの話を森下先生にポロっとしただけだったのに、ちゃんとその場所を作ってくれていたのには驚きました。特別にお願いしたわけではなく、何気なく話していたことを拾ってくれて「ここなら掛けられますよ」と提案してもらえたんです。雑談だったのにきちんと形にしてもらえたことがすごくうれしかったです。

建ててる途中も建てた後も安心できる
家づくりを進める中で印象に残っているのは、スタッフのみなさんとのやり取りです。営業の田中さんはじめ、監督さんも、どんな小さなことでも丁寧に説明してくれて、レスポンスも早く安心感がありました。田中さんは年齢が近いこともあって話しやすく、打合せは雑談を交えながら楽しく進められたのを覚えています。

建てた後、トイレにどこからか水が入ってきちゃったことがあって連絡したら、アフター担当の方からその日のうちにお返事をいただき対応してもらえたのがとても安心できました。
マルシェやオーナーイベントは毎回楽しみで、子どもと一緒に参加できるのもうれしいです。スタッフのみなさんが気さくに声をかけてくださって、住んでからもお家の様子を気にかけてもらえるのがありがたいですね。

悩んだことも躊躇せず口に出してよかった
家づくりを振り返って思うのは、悩んだことや迷ったことはその都度、口に出してよかったなと。こんなことまで無理だよな、と思いながらも遠慮せずに“言ってみる”ことで想像以上の形になって実現しました。これから家づくりを考える方にも、「思ったことは全部伝える」ことをおすすめしたいです。きっとその方が、自分たちらしい家に近づけると思います。

あとは、家はどうしても目の前の子育ての時期を基準に考えがちだけど、長い将来を見据えて、子どもが成長して夫婦二人の時間が増えた時に、どんなふうに過ごしたいかを想像しておくのも大切だなと思います。

湖西市 K様
2023年10月お引渡し
―2025年10月取材―