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近くで建てていた家が気になって
家づくりを考え始めたのは、上の子が生まれて手狭になった頃でした。
当時住んでいた賃貸アパートの近くにARRCHで建てている家があり、現場の方がいつも挨拶してくれていて。
完成した家の雰囲気が自分たちの好みに合っていたので「ここで建てるのもいいかもしれない」と夫婦で完成見学会に行きました。
自宅で美容室を開業したいという夢があったので、建売ではなく注文住宅一択。
ほかの住宅会社も見ましたが、“お店っぽさ”を感じられる外観はなく、ARRCHの家が一番しっくりきました。
いくつか住宅会社の見学会にも足を運び、そのたびにエアコンの設定温度をこっそりチェックしていました。
他の住宅会社ではかなり低めに設定しているのに、ARRCHの家はそこまで低くなくても涼しい。この住宅性能もARRCHに決めようと思えた大きな理由のひとつでした。
楽しくしゃべっていただけなのに、全部叶った
建築家さんとの打合せは、堅苦しいものではなく雑談のような感じでした。特に細かい内容を準備したわけではなく、暮らしのイメージを自然に話すだけ。
吹き抜けについては、私がスクショして集めていた写真の中に吹き抜けが多かったからか、提案にしっかり組み込まれていました。
住むのは自分たちだけど、やっぱり何軒も家をつくっているプロの方が当然知識も経験も豊富。だから窓の位置などは自分たちであれこれ言わないようにしようと夫婦で決めていました。素人の私たちが口を出して後悔するより、そこはプロにお任せしたかったんです。
人柄がよく話しやすい建築家の先生でしたので、緊張も全くなく、本当に楽しみながら打合せができました。
建築家の提案にワクワクしました
驚いたのは、私たちでは思いもつかない提案がたくさん盛り込まれていたことです。
例えばテレビカウンターは浮かせてあることで、掃除がしやすくなったり、開放感が増したり。
書斎の位置もそうですし、スキップフロアや階段下のオープン収納も素人では絶対思いつかないアイデアに大満足でした。
直したのは2階を少し広げたくらい。プロに任せようと決めていたからこそ、出てきたプランはすっと受け入れられたんだと思います。
”お気に入り”が詰まった玄関は帰ってきてホッとします
玄関は夫婦共に特にこだわった場所です。側面の壁には希望したグレーの板材を貼り、支給した照明を組み合わせてもらいました。
扉を開けた瞬間の空気の清々しさと広がりで、「帰ってきたな」とホッとします。窓もあって縄跳びができるくらいの広さでも外からの視線は気にならず、光はしっかり入る。友人から「明るくて落ち着く」と言われるのも嬉しいです。
家を建ててから暮らしやすさも大きく変わりました。洗濯は完全に室内干しで、外に出す手間がなくなりました。
掃除機も一直線の動線でサッとかけられる。賃貸の時と比べて面積は広がっても家事の負担はむしろ軽くなったくらいです。
庭の手入れは夫の担当になり、それまでは無縁だった雑草や剪定を気にするようになったのも、この家ならではの変化です。
窓から景色を楽しむ暮らし
工事中、一度だけ大きな窓をやめるか迷いました。主人が壁を広く使えたほうがいいんじゃない?と言って、夜だったのですが急に監督さんに相談して。すぐに監督さんが現場に来てくれて「この土地でこの窓からの抜け感は貴重ですよ」と言われ、残すことに。暮らしてみて、その意味がよく分かりました。ソファに座ると緑と空が目の前に一気に広がり、見上げると飛行機が通ったりして。この眺めが楽しみになっています。
玄関からすぐにキッチンが見えることも最初は心配でしたが、生活してみると視線の抜け方が自然で、扉がなくても全然気になりません。
リビングと階段がつながっていて仕切りが少ないから、家族の気配もよく伝わる。
ARRCHの見学会で感じた「エアコンを下げすぎなくても涼しい」心地よさも、そのまま実感できています。
“困った”にすぐ返事がもらえる距離感が心地いい
現場では大工さんとも毎日のように会話をし、気になるところはすぐ相談できました。外壁の仕上げが気になったときも、監督さんがすぐに再施工を手配してくれて安心しました。
引渡し後も、美容室の設備のことやエアコンの不具合で連絡すると翌日には対応してくれる。困ったときのレスポンスが早いのは本当に心強いです。
あとは、オーナーイベントは毎回子どもたちがすごい楽しみにしていて。ワークショップで作ったものは全部飾ってあります。
これからの家族の未来も楽しみ
美容室を開業し、家とお店がつながる暮らしは自分に合っていて、オンオフを分けず自然体でいられるのも嬉しいです。
子どもが大きくなってきたので、今は広いまま使っている2階をこれからは子ども部屋として整えていこうと思っています。その変化は楽しみですね。とはいえ下のリビングにずっと居そうな気もしますけどね(笑)
お庭もまだ土のままの部分があるので、少しずつ植栽を増やしたり、自分たちで手を入れたりしていけたらいいなと思っています。
浜松市 I様
2020年3月お引渡し
―2025年8月取材―