憧れだけで作ると大変なことに!? 【吹き抜け】のメリット&デメリット

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columnコラム

2021/02/28

憧れだけで作ると大変なことに!? 【吹き抜け】のメリット&デメリット

憧れだけで作ると大変なことに!? 【吹き抜け】のメリット&デメリット

明るくて広々とした空間を実現にするにあたって、多くのお客様が希望されるのが【吹き抜け】です。説明するまでもありませんが、吹き抜けと言うのは、1階から2階(もしくはそれ以上の階)の間に天井や床がないことですよね。つまり、1階から最上階までがドンとつながっている空間を指します。

開口部が大きいので季節関係なく効果的に採光することができますし、実際の広さ以上に、広くて開放感溢れる空間に仕上がるのが特徴です。しかし、一概に「吹き抜けのある家は最高!」と言い切れないのが現実だったりもするんです。単なる憧れだけで吹き抜けを作ってしまったことで、生活に支障をきたす場合もあるんですよ。そこで今回は、新築に吹き抜けを採用することで生じるメリット&デメリットについてお伝えしていこうと思います。

吹き抜けのメリット

それでは早速、吹き抜けを作ることで得られるメリットについて説明していきましょう!

冬でも効果的な採光ができる

吹き抜けのある空間は(特に大きな窓を設置した場合)、季節や時間帯に左右されず、日光が入りやすくなります。例えば、太陽の位置が低くなる冬場でも十分な明るさを確保することができるのです。土地の向き(方角)や広さの関係で採光に不安があったり、周囲に住宅が密集しているような場所に家を建てる場合は、吹き抜けを作ることが問題解決の糸口になるかもしれませんよ。加えて、効果的な採光ができれば、日中に照明を付ける回数が減りますので、電気代の節約にもつながる可能性があります。

健康的な生活が期待できる

前述した採光面ともリンクしますが、つねに日光が降り注ぐ空間で生活できるというのは健康面に大きな影響を与えてくれます。成長期のお子さんがいるご家庭はもちろん、大人にとっても体内時計の調整がしやすくなるといったメリットが期待できますよね。紫外線が気になる方もいらっしゃると思いますが、そういった場合は、UVカット性能のあるガラスやフィルムを活用したり、簡単に日差しの調節ができるロールカーテンなどを設置すると良いでしょう。

視覚的に空間を広く感じられる

空間の広さの感じ方は、実は「高さ」にも大きく影響されます。例えば、ある程度の広さがあるリビングであっても、その空間が完全に区切られていたり、天井が低かったりすると、実際よりもかなり狭く感じてしまうんですよね。一方で、吹き抜けによって空間に「高さ」ができれば、少々狭いリビングだとしても開放的に仕上げることができます。さらに、吹き抜けは空間をオシャレに見せる効果がありますので、そういった理由からも人気が高いのです。

家族間のコミュニケーションが取りやすい

吹き抜けにすると1階と2階がつながるため、「今、誰がどこにいる」といった家族みんなの気配がつねに感じられ、コミュニケーションが取りやすくなります。また、吹き抜けのあるリビングであれば、完全個室型のリビングよりも人が集まりやすくなるという利点が生まれてきます。閉じこもりを避けたり、家族間の会話を大切にしたいと思われるなら、吹き抜けは最適ですね♪ 近年人気の高い「リビング階段」との相性もばっちりですので、吹き抜けを検討される際は、併せてリビング階段の設置も考えてみてください。

吹き抜けのデメリット

続いては、吹き抜けのデメリットについてです。

冷暖房の効きが悪くなる

これは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか? 温かい空気は上に、冷たい空気は下に留まるので、吹き抜けにすることで「冷暖房の効きが思い通りにコントロールできなくなる」わけですね。特に冬場は、1階のリビングに冷たい空気が充満してしまい、暖房を付けても温かい空気がどんどん上にいってしまう…ということが危惧されます。解決策としましては、シーリングファンやサーキュレーターを設置して空気の滞留を抑える、記載されている畳数よりも少し上のエアコンを選んでみる、床暖房を設置して1階部分の温度調節ができるようにするといったものがあります。天井のシーリングファンは、吹き抜けのある家のほとんどで採用されていますよね。ただ、冷暖房の効きに関しては、そこまでナーバスになる必要はありません。注文住宅をはじめとする最近の住宅は断熱性や気密性といった性能がかなりしっかりしていますから。

2階部分が狭くなる

当然ですが、吹き抜けを作ることで、2階部分の部屋数が少なくなることが考えられます。同時に、押入れなどの収納スペースも削られる場合があることを頭に入れておきましょう。開放感を取るか、部屋数を取るか…といった難しい選択になりますが、まずは、ライフスタイルや家族構成を考慮して、必要な部屋数、収納などをある程度確保した上で、吹き抜けの採用を検討するのがスムーズな流れだと思います。また、柱の数や壁の面積(吹き抜けに大きな窓を付けた場合)が少なくなり、耐震強度の面で問題が出てくるケースもあります。吹き抜けを作る際には、間取り+建物の強度についても事前に確認しておきましょう。

メンテナンスが大変

吹き抜け部分のメンテナンスに手間がかかることもデメリットと言えます。天井付近に設置された照明の電球交換や窓の掃除などは、かなり高い位置での作業になりますよね。危険が伴いますし、自分たちでは対処しきれなかったりするんです。特に吹き抜けの内側にある窓は結露ができやすく、大量のカビが発生する恐れがあります。ですので、吹き抜けを作る場合は、このようなメンテナンスに関することも考えて、採用の可否を検討していく必要があります。掃除などは専門の清掃業者にお願いすることができますし(コストはかかりますが)、自分たちで保守点検をしたい場合は、吹き抜け部分にキャットウォークのような狭い通路を設置する方法もありますよ。

音やニオイが家中に広がってしまう

これも仕方のないことですが、吹き抜けにしたことで、1階で発生した音やニオイが2階まで広がってしまいます。音とかニオイって、住んでみないとなかなか実感が湧かないのでイメージしにくいんですよね。「料理のニオイが2階の寝室まで充満して困る」とか「2階で遊んでいる子どもの声がリビングに響き渡ってうるさい」といったケースが実は少なくないんです。対策としては、プライベートを確保したい部屋には防音対策を施す、音を響きにくくする吸音材を設置する、防臭効果のある壁紙を採用する、換気扇を設置する…といったところでしょうか。どれも家が建った後では設置が難しいので、計画・設計の段階から対策を考えていきましょう!

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以上、吹き抜けのメリット&デメリットについて説明してきました。吹き抜けの特性というものを少しでもご理解いただけたと思いますので、これからの新築づくりの参考にしていただければ幸いです。見た目のオシャレさや開放感を求めて吹き抜けのある家を考える方が多いと思いますが、意外とデメリットも少なくない印象でしたよね(苦笑)。

とは言え、どんなに吹き抜けにデメリットがあろうとも簡単に諦めてしまうのももったいないですよ。私たちARRCHがご提案するような完全注文住宅であればなおさらです! 断熱性や気密性といった家の性能、建物にマッチした各種設備、生活をより快適にするための間取りや動線にちょっと工夫を加えることで、デメリットを一気に解決することだってあり得ます!

まずは、新築を建てる土地の広さや方角、周辺環境などを把握した上で、「本当に吹き抜けは必要か?」「吹き抜けを作るとしたらどのように作るのが最適か?」などを担当スタッフや建築士さんに気軽に相談してみてください。「どうしても吹き抜けのある家にしたい!」という強いご希望があるのなら、吹き抜けプランの注文住宅を数多く施工している会社を中心に調べてみたり、施工事例を集めてみたり、完成見学会に訪れて実際の吹き抜けの雰囲気に触れるなど、具体的な情報を数多く集めてみてくださいね!