梅雨を乗り切れ! 湿気&カビと上手に向き合うには?

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columnコラム

2020/06/26

梅雨を乗り切れ! 湿気&カビと上手に向き合うには?

梅雨を乗り切れ! 湿気&カビと上手に向き合うには?

気付けば6月も終盤となり、梅雨シーズン真っ只中ですね。毎日ジメジメとまとわりつくような湿気に悩まされている方も多いのではないでしょうか? 

ホント、イヤ~な季節ですよね(泣)。天気予報を見れば連日雨だし、洗濯物は乾かないし、しつこいカビの掃除と嫌な臭いにうんざりだし…。とは言え、日本の夏は高温多湿が特徴ですので、仕方ないと言えば仕方ありません。郷に入れば郷に従え。梅雨だからと言ってイライラするのではなく、梅雨と上手に向き合いながら、快適な生活を目指していきたいものです。

というわけで今回は、梅雨を快適に過ごすための家づくりのポイント、そして、簡単にできる梅雨のジメジメ解消ポイントをお伝えしていきます。

梅雨の大敵と言えば…

この時期、住まいの至るところに発生する厄介なものと言えば、そう、カビですよね。一生懸命掃除や除去をしても、驚異的なスピードで復活してくる大変しつこい存在です。

カビというの気温20℃~30℃で湿気の多い場所を好むので、梅雨や夏になると活発に繁殖していきます。見た目の悪さはもちろん、鼻をツンと刺激する独特の臭いもストレスですし、さらにカビを放置しておくとアレルギー発症の起因となったり、カビをエサにしているダニの大量発生にもつながっていきます。キッチン、洗面所、浴室、クローゼット、結露のついた窓など「よく水を使う空間」「水に濡れやすい空間」には特に注意が必要となります。

カビの発生を防ぐために

それでは、カビを発生しにくくするにはどうしたら良いのでしょうか? シンプルかつ効果的とされる方法のひとつは、やはり換気です。雨天続きですと窓を開けての換気はなかなか難しいのですが、定期的に部屋や収納の扉を開ける、エアコンや除湿器などの換気設備を有効活用する、押入れにすのこを設置する…など、湿った空気を溜め込まないで、つねに入れ替えていくイメージが大切になってきます。

換気の一番のポイントとなるのは、空気の入口と出口をそれぞれ設けることです。どんなに乾いた空気を入れようとしても、出口がなければ湿った空気というのはこもったままになってしまいます。特に、押入れや納戸、ウォークインクローゼットなどは空気の出入口が一ヵ所になってしまうことが多いので湿気がこもりやすくなります。この場合は、扇風機などで強制的に空気の流れを作り出したりするのが有効です。

スムーズな換気を生み出す、家づくりのポイント

続いて、家づくりの観点から見ていきましょう。これから家づくりを進めるにあたって、間取りや窓の位置、壁や床の材質、各種設備などといったものをしっかり考えていくことで、カビや湿気を抑えられ、梅雨でも快適に過ごせる家へと近づいていきます。

● “空気の通り道”を計算して、設計・間取りを考える

設計や間取りを考える際には「空気がどのように家の中を流れていくか?」といった“空気の通り道”をしっかり計算することが大切です。“空気の通り道”というのは、その土地の環境、家が建つ向きなどによって変わっていきます。立地条件を踏まえた上で、スムーズかつ全体的に空気の流れが行き届くような設計・間取りにしていきましょう。

 窓にこだわることで、換気の効率をアップ!

最もシンプルな換気の方法と言えば「窓を開ける」ことですよね。ですので、窓はとても大切です。性能はもちろんのこと、窓を付ける場所、高さ、数をしっかり計算することが、カビや湿気を抑える大きなポイントとなってきます。具体的には、結露を防ぐためにペアガラスやトリプルガラスを採用する、アルミではなく樹脂製の窓枠(サッシ)にするなど、熱の伝わりにくい窓を選んでいくことがおすすめです。

天然素材はカビ&湿気対策に最適

木材をはじめとする天然素材を多用することで、高い調湿効果や消臭効果が得られます。床や柱なら無垢材や漆喰、内壁なら珪藻土の塗り壁がおすすめですね(ちなみにARRCHの注文住宅は塗り壁が標準です)。また、天然素材は「空気を通しやすい」という特徴もありますので、換気の面でも大いに役立ってくれることでしょう。和室に使用される畳も調湿効果が期待できます。

室内に物干しスペースを確保する

「洗濯物が全然乾かない…」。毎年この時期になると、多くのママさんが頭を悩ませるのがコレですよね。解決策のひとつは、サンルームなど専用の室内物干しスペースを確保することです。洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりできる家事スペースを併設すれば、より使い勝手の良い空間になりますよ。急な雨でもすぐに対応できるよう、室内物干しスペースは、室外の物干しスペース(ベランダやデッキなど)の近くに設置するのがおすすめです。

床下の換気もお忘れなく

湿気やカビをとことん防ぎたいなら、床下もつねに乾燥させておくのが理想的。間取り同様、空気の流れを計算した上で、床下にも換気口を設けていきましょう。必要であれば、建物の土台に防湿用のコンクリートを打ったり、防湿シートを敷くといった方法もあります。

どんなに換気を行っていても「空気が入れ替わっていない」「湿った空気が逃げていない」のでは意味がありません。家づくりを進めていく中でまず考えたいのは、万遍なく新鮮な空気が行き届き、換気の際にはスムーズかつ短時間で空気の入れ替えができるようになっているかということです。上記の各ポイントとともに、カビや湿気を抑制する最適な家づくりを実現してみてくださいね

今からすぐできる湿気&カビ対策

最後に、現在お住まいの家でもすぐに試すことができる、簡単な湿気&カビ対策をご紹介していきます。おまけ的な豆知識としてご覧ください♪ ちょっと面倒臭いものもありますが、一度覚えて、実践、習慣化できれば、大きな効果として返ってくるはずですよ。ちなみにカビというのは、50℃以上のお湯を5秒以上かけると死滅すると言われているそうです(試される方は火傷などに注意!)。キッチンや浴室などの頑固なカビを撃退したい時の参考にしてみてくださいね。

浴室全体を冷水シャワーで冷やす

▶▶▶ カビの原因となる残った石けんカスなどを洗い流し、浴室内の温度を下げる

使わない時は洗濯機のフタを開けておく

▶▶▶ 洗濯槽の裏側はカビの温床になりやすい場所。こまめに換気をする

壁と家具の間に隙間をつくる

▶▶▶ 湿った空気がこもりやすい場所なので、できる限り隙間を作り、空気の流れを良くする

部屋の扉や押入れの扉などを開ける

▶▶▶ 定期的に扉をすべて開けて、空気の入れ替えを。ポイントは空気の入口と出口をそれぞれ設けること

窓ガラスをこまめに拭き取る

▶▶▶ 結露の放置はカビの原因となる。こまめに拭き取ることを習慣化することで、大きな対策に

靴箱の中に新聞紙を敷く 

▶▶▶ 靴箱などの閉鎖的なスペースは湿気やカビの温床。吸湿効果のある新聞紙で湿度を下げる

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いかがでしたでしょうか? 梅雨時期や高温多湿の夏でも快適に過ごすことができる家づくりのヒントになったでしょうか? 湿気対策やカビ対策がしっかりした家であれば、生活する上でのストレスが緩和されるでしょうし、ご家族の健康のため、さらには家の寿命のためにも良い効果が出てくるはずです。

とにかく一番のポイントとなるのは「スムーズな換気ができるかどうか?」。「せっかく素敵な新居が完成したのに、1年経たないうちにカビだらけ」なんて悲惨過ぎますからね。デザインやこだわり、生活動線などとともに、湿度やカビの問題も頭に入れた家づくりを進めてみてくださいね。

もちろんARRCHでも、経験豊富なスタッフが、お一人おひとりのご希望・条件に寄り添って、最適な設計プランをご提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください!