2022.12.12
注文住宅を建てようと考えている方は、「実用性も大事だけれど見た目がおしゃれな家にしたい」という要望が強いのではないでしょうか。
もちろん、注文住宅だからこそ選択肢が増えるわけですので、ある意味当然のことです。
そこで今回は、おしゃれな家にするために押さえたいポイントをご紹介します。
また、注意点も併せてお伝えしますので、どんな家にしようかお悩みの方、とにかくおしゃれな家にしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
注文住宅をおしゃれにするためには、外観や内装にこだわりを持つことです。
まずは、おしゃれにするポイントを詳しく見ていきましょう。
外壁は、一目見ただけでその家の印象を決める重要なポイントで、素材の質感や色目次第で大きくイメージが変わります。
また、洋風にしたいのか和風にしたいのかなど、家主の主張を表すのにもっともわかりやすい部分でもあります。
家の形も、第一印象に大きく影響するので個性を発揮するポイントです。
洋風か和風かによって形も異なりますし、使用する建材によってもイメージが変わってくる部分です。
ただし、間取りの影響を受けやすいため、形だけ決めればよいというものではなく、全体のバランスを考えていく必要があります。
間取りは、印象だけでなく、実用性も兼ね備えていなければならない重要なポイントです。
間取りが違うだけでも広く見えたり、狭く見えたりしますし、おしゃれだけを重視すると快適な生活ができなくなるという難しい課題もあります。
間取りについては、家族構成や生活動線を考慮しつつ、可能な限りおしゃれな空間になるようにじっくり検討するようにしましょう。
具体的には、リビングには適材適所に収納を設けることや、キッチンに見せる部分と隠す部分を作ることでメリハリをつけることなどを意識してみてください。
おしゃれな家にするためには、窓の機能性もさることながら、デザイン性も意識しておきましょう。
それは、家の中からも見える部分であり、外からも見える部分でもあるため。
一般的に注文住宅では大きな窓が人気ですが、それは採光の面で優れているからだけでなく、高級感があるからという理由があるのです。
フローリングは、生活をしていくうえで必ず目にとまるものですし、来客にとっては部屋の印象を決める重要な要素になります。
特に床の素材や色は、部屋全体のイメージを決定するほどの影響がありますので、慎重に選ぶようにしましょう。
注文住宅で人気なのは、木の質感や素材感をそのまま残した無垢のフローリングです。
自然の優しい風合いを感じることができるのでリラックス効果もありますし、ほかのインテリアの邪魔をしない点からもおすすめです。
内装の壁には、クロスやタイル、木材や塗り壁を用いますが、おしゃれにこだわる方には塗り壁が人気です。
塗り壁そのものは日本では昔からなじみ深い壁ですが、調湿性や防火性、防音性に優れており、種類が豊富でさまざまな質感を楽しむことができるのが魅力のようです。
それでは、おしゃれな注文住宅の建築事例をご紹介していきましょう。
いずれも、個性的でおしゃれでありながら、実用性の高い家になっています。
https://www.arrch.net/case_newly/slug-2abb0490582c8e7bb807700919b447d7
外観はシンプルなデザインで、板張りの壁が美しいのが印象的です。
一見採光が難しいように見える住宅ですが、中庭に面した掃出し窓からはたっぷりの光を取り込むことができ、LDKとフラットなウッドデッキがつながっているため快適な開放感が楽しめる空間になっています。
また、優しさが溢れる無垢フローリングのリビングダイニングには、子どもの勉強用に中庭に面してカウンターを設置。
キッチンからは室内全体が見渡せるので、子どもの様子を見守りながら家事をこなすことができます。
延床26坪ですが、家族との時間を満喫できる住宅です。
https://www.arrch.net/case_newly/slug-b0de06b2a4983829bd4fc812e06bdaa0
ボックスを重ねたような形状が特徴の住宅は、黒い板張りの外壁と格子戸に囲まれた玄関ポーチが特徴のおしゃれなたたずまいになっています。
玄関のドアやポスト、天井は黒で統一され、玄関を入ると、モルタルの土間がお出迎えしてくれます。
室内は、見せる収納と隠す収納を使い分けることで生活感が排除され、まるでどこかのショップのような空間を実現。
生活感が出やすいキッチンも、背面収納でお気に入りの食器をディスプレイしています。
洗面とランドリー、勝手口を一列に並べて洗濯動線を短縮するなど、実用性も充実した住宅です。
https://www.arrch.net/case_newly/slug-93369d8a8035aba487522b27f1bf86cc
幹線道路に面した立地ながら、外の喧噪を感じさせない居心地のよい空間になっています。
無垢の板張りをアクセントにした玄関ホールはタイルとの調和が絶妙で、リビングは白い壁と無垢のコントラストが美しく、ヘリンボーンのアクセントウォールが上品な印象。
寝室へつながるウォークインクローゼットや玄関横のシューズクロークで収納もたっぷりです。
また、しっかりとプライバシーを確保したバルコニーは、窓を開けるとリビングにつながる癒しの空間になっています。
最後に、おしゃれな注文住宅を建てる際の注意点を見ていきましょう。
実は、おしゃれな家と暮らしやすい家の条件は相反することが多く、せっかくの注文住宅だからといっておしゃれだけを優先してしまうと、使い勝手の悪い家になってしまうことが多くあります。
そこで重要なのが、暮らしやすさも考えること。
家族構成や生活スタイルなどを考慮し、家の形や間取りを決めていくようにしましょう。
そして、今後家族が増える予定がある場合には、その点も含めて考えていってください。
一度建ててしまうと、そう簡単に建て直すことはできませんし、変更できるわけでもありません。
慎重に考えるようにしましょう。
ファッションの世界と同じように、実は注文住宅にも「流行」というものがあります。
極端にトレンドを意識してしまうと、数年後には「時代遅れ」になってしまう可能性があるということです。
おしゃれな注文住宅を目指しつつも、ベーシックな雰囲気を保ちながら、適度にトレンドを取り入れていくようにするのがおすすめです。
設計時に的確なイメージを伝えることは難しいかもしれませんが、できる限り具体的に伝えるようにしましょう。
プロが相手ですので、ある程度は理解してくれるはずですが、聞く人によって受け取り方はさまざまです。
より具体的に伝えるためには、言葉だけでなく、イメージに近い写真やイラストを用意して、視覚で伝えるのもよいでしょう。
今回は、注文住宅をおしゃれにするポイントや注意点、おしゃれな注文住宅の建築事例をご紹介しました。
建てる人の個性をアピールできるのが注文住宅の良さですが、おしゃれだけにこだわってしまうと、失敗することもあります。
家族構成や生活スタイルなどを考慮し、そのうえで最大限のおしゃれな住宅になるように考えてみてくださいね。
そのためには、要望をより的確に伝えることも大切ですので、事前にしっかり家族内で意見をまとめるように意識しておきましょう。
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