53坪に家族の時間を紡ぐ完全二世帯の家
浜松市 53.45坪
#回遊動線 #収納充実 #家事ラク
交差点を忘れ 空と暮らす二世帯住宅

交通量の多い交差点に面した約53坪の敷地において、お母様との同居に向けた建て替え計画がスタートしました。通りからの視線や騒音を遮りながら、車4台分の駐車スペースと完全二世帯の居住機能をいかに美しく両立させ、開放感あふれる理想の暮らしを叶えるかが敷地の可能性を最大限に引き出す鍵でした。
建築士はこの条件に対し、1階に親世帯と浴室などの水回りを集約し、2階に若夫婦の主生活空間を振り分ける立体的な設計を提案しました。外部からの影響を巧みに遮断し、街中でありながら周囲の目を気にせず伸びやかに暮らせる住まいが完成しました。
視線を遮り開放感に満たされる2階LDK

階段を上がった2階に広がるのは、ご夫婦とお子様がのびのびと過ごすLDK。

交差点を行き交う視線を完全に遮るため、リビングの南側には約6帖のルーフバルコニーを配置しました。休日の昼下がりに大きなサッシを開け放てば、室内とバルコニーがひと続きの贅沢なアウトドアリビングへと変わります。


周囲の喧騒を忘れて愛犬と伸び伸び戯れたり、家族揃って青空の下でブランチを味わったりと、プライベートな寛ぎの時間が日常に溶け込みます。


その心地よい空間を見渡すオープンキッチンは、料理をしながらLDK全体や正面のテレビを自然と眺められる特等席です。奥様はお気に入りの映像を楽しみながら、毎日の料理時間を軽やかに楽しむことができます。

さらに、リビングの上質な美しさを保つ工夫として、テレビ裏にはウォークスルー型の大型収納を設けました。大切にされている趣味のアイテムや日用品をスマートに収めることで、いつでも生活感を感じさせない洗練された美しさを保ちます。
夫婦それぞれのこだわりと自分時間を満たす空間設計
同じく2階のフロアには、暮らしを豊かに彩るこだわりのスペースを凝縮させました。

ホールの一角には、奥様のご要望であったゆったり座ってメイクやスキンケアができるワイドカウンターの造作洗面台を配置しています。
美しいタイル壁と幅広カウンターを備え、慌ただしい朝でも落ち着いて身支度に専念できる上質な環境を整えました。

さらに、ご主人が仕事や読書に集中できる独立書斎や、日々のトレーニングを日課にするための懸垂バーをリビング天井に施工するなど、家族それぞれのこだわりを細部まで形にしました。
大切な愛車をいつも身近に感じられる1階の玄関土間

続いて1階へと視点を移すと、玄関には落ち着きのある上品なホールが広がります。

主人の趣味であるロードバイクを大切に保管するため、1階の土間スペースにはタフで壁面アレンジがしやすい木質ボードを用いた専用収納コーナーを設けました。帰宅時や出発時にいつでも目に入る壁面へ美しくディスプレイしながら固定できるため、毎日の出入り動線を妨げることなく、まるでインテリアのように愛車を身近に置いておける特別な空間となっています。
機能を分担した水回りと親世帯テラス

同じく1階には、親世帯と子世帯それぞれの浴室や脱衣ランドリーを独立して配置し、生活リズムの違いに配慮しながら水回り機能を集約しました。
奥へ進むとお母様が暮らす専用の居住エリアへと繋がります。気兼ねなく友人を招いてお茶を飲んだり、団らんを楽しみたいというお母様の願いを形にするため、LDKには立ち上がりの高い腰壁で囲んだ専用テラスを隣接させました。

交差点沿いでありながら外からの視線をシャットアウトし、柔らかな自然光に包まれながら大切な人との穏やかな時間を心ゆくまで楽しめる落ち着いた憩いの場を実現しています。
お互いの心地よさを叶えた豊かな日常


休日の昼下がりに2階のルーフバルコニーとリビングを繋げて家族でくつろいだり、1階のテラスで穏やかな光を感じながら過ごしたり、フロアごとにそれぞれの豊かな時間が流れます。

同じ屋根の下でお互いのプライバシーを尊重しながら心地よく寄り添う、温かな笑顔に満ちた暮らしがここから紡がれていくことでしょう。


◼️敷地面積:176.69㎡(53.45坪)
◼️延床面積:134.65㎡(40.73坪)