2026.01.08

予算 コラム 平屋

【2025年義務化】断熱等級6は本当に必要か?等級5で建てると将来損する?費用対効果とUA値の違いをプロが解説

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【結論】断熱等級6はこんな人に「必須」

断熱等級6は、すべての人に必要な性能ではありません。
しかし、以下に当てはまる方には、ほぼ必須の性能と言えます。

▼ 30年後に後悔しないためのチェックリスト

以下の項目に1つでも当てはまる方は、「断熱等級6」を選ぶことでトータルコストが安くなる可能性が高いです。

  • 新築に30年以上住み続ける予定だ
  • 「冬の朝、寒くて布団から出られない」のが嫌だ
  • 老後のヒートショック(お風呂での事故)が心配
  • 将来売却する時に「資産価値ゼロ」と言われたくない

断熱等級6(UA値0.46/6地域)は、初期費用が約100〜200万円上がりますが、快適性・健康・光熱費・将来価値を長期的に守る「最適解」となる断熱性能です。

はじめに:なぜ今、「断熱等級6」が注目されているのか?

マイホーム検討時に話題となる「断熱等級」。

「等級6は本当に必要か?ZEH基準の等級5で十分では?」と悩む方が急増していますが、プロとしての結論は「長く住むなら断熱等級6は必須」です。

電気代の高騰や気候変動、国の基準厳格化により、等級6は贅沢品ではなく、資産と暮らしを守る「標準装備」になりつつあります。

本記事では、

  • 断熱等級6と5の決定的な違い

  • UA値0.46が意味する性能

  • 健康・光熱費・資産価値への影響
    を、初心者にもわかりやすく解説します。

1. そもそも「断熱等級6」とは?初心者でもわかる性能の違い

「断熱等級6が必要か」を判断するためには、まずその性能がどの程度のレベルなのかを正しくイメージする必要があります。

断熱等級(断熱等性能等級)とは

国が定めた「家の保温性能」を表すランクのこと。
数字が大きいほど、外の寒さや暑さをシャットアウトし、室内の快適な空気を逃がさない性能が高いことを意味します。

現在、家づくり検討の土台となる主な等級を整理してみましょう。

住宅の断熱等級(4, 5, 6, 7)の性能と快適性を比較したピラミッド型の図解。最下部は等級4(建売・賃貸レベル)で寒さと結露のリスクがある。その上は等級5(ZEH基準)だが暖房必須レベル。推奨されるのは等級6(HEAT20 G2相当)で、コストと快適さのバランスが良い。最上部は等級7(HEAT20 G3相当)で最高峰の性能を示す。

  • 断熱等級4(平成28年基準) これまでの日本で「一般的」とされてきた建売や賃貸アパートのようなレベルです。 しかし、暖房をしていない廊下やトイレは外のように寒く、結露も当たり前に発生します。光熱費もかさむため、これから何十年も住む新しい家としては、おすすめできない性能です。
  • 断熱等級5(ZEH基準) 現在、多くの大手ハウスメーカーが標準仕様としている「暖房必須」レベルです。 「ZEH(ゼッチ)」の基準でもあり、等級4よりは暖かいです。しかし、あくまで「暖房が効いている時は暖かい」という状態で、真冬の窓辺や足元にはまだ冷気を感じることがあります。「あともう一歩、快適さが欲しい」と感じやすいのがこの等級です。
  • 断熱等級6(HEAT20 G2相当)★今回のテーマ これから家を建てる際、コストと快適さのバランスが最も良い「推奨レベル」です。 等級5との違いは「魔法瓶のような保温性」です。一度暖まれば熱が逃げにくいため、小さなエネルギーで家中どこでもポカポカになります。等級6を選ぶことで、真冬でも薄着で過ごせる本当の快適さが手に入ります。
  • 断熱等級7(HEAT20 G3相当) 現時点での最高峰ランクです。 暖房設備がほとんど要らないほどの凄まじい性能ですが、壁を分厚くする必要があり、建築コストが大幅に跳ね上がります。予算に上限がない場合を除き、現実的には少し採用ハードルが高い基準です。

つまり、現実的な予算の中で後悔しない家づくりをするには、「等級5で妥協せず、保温性に優れた等級6を選ぶこと」が最大のポイントなのです。

文章での説明だけでは分かりにくいので、「結局、何がどう違うの?」という点を一覧表にまとめました。

比較項目 断熱等級5
(ZEH水準)
断熱等級6
(推奨・G2)
冬の体感 暖房中は暖かいが
足元は冷える
魔法瓶のように
家中どこでも暖かい
冬の朝の室温 10℃近くまで下がる 15℃前後をキープ
(無暖房時)
建築コスト 標準 +100〜200万円
35年の光熱費 高くなるリスク大 大幅削減が可能
2030年の評価 時代遅れになる
可能性あり
標準レベルとして
資産価値が残る

性能の物差し「UA値」は数字が小さいほど優秀

等級の話とセットで必ず覚えておきたいのが、「UA値(ユーエー値)」という数値です。

これは「家の中からどれくらい熱が逃げていくか」を表す数字なのですが、ここでもっとも重要なルールをお伝えします。

UA値は「数字が小さいほど」性能が高い(=高断熱)

多くのスペック(耐震等級など)は数字が大きいほうが良いとされるため間違いやすいのですが、UA値はゴルフのスコアと同じで、低いほうが勝ち(優秀)です。

  • UA値が大きい = 熱の逃げ道(隙間や熱を通す場所)が多い。魔法瓶のフタが開いている状態。

  • UA値が小さい = 熱が逃げにくい。真空断熱された高性能な魔法瓶の状態。

つまり、「UA値 0.6」の家よりも「UA値 0.46」の家の方が、熱を逃さず、冷暖房費も安く済む「優秀な家」ということになります。

断熱等級6ってUA値いくつ?

では、具体的にUA値がいくつ以下なら「断熱等級6」として認められるのでしょうか?

日本は地域によって気温が違うため、全国を8つの地域に分けて基準を決めています。

私たちが住む一般的なエリア(東京・大阪・浜松などの6地域)の基準は以下の通りです。

等級 性能レベル UA値(6地域)
断熱等級6 高断熱 0.46
断熱等級5 ZEH基準 0.60
断熱等級4 昔の基準 0.87

このように、断熱等級6の基準値である「0.46」は、昔の基準(0.87)と比べると約半分の数値になっています。数値が半分ということは、それだけ「熱の逃げにくさが2倍近く向上している」と言い換えられます。

この「0.46」という数字が、快適な暮らしを実現するためのひとつのボーダーラインなのです。

2. 断熱等級6が必要かどうかの答えは「体感温度」にある

「等級5と等級6、数値の違いはわかるけど、住み心地はそんなに違うの?」

これは、お客様から最も多くいただく質問です。 断熱等級6が必要かどうかの答えは、数値以上に「体感温度」の違いに表れます。

「室温」と「体感温度」は違う

断熱等級5(寒い家)と断熱等級6(暖かい家)の冬場の体感温度を比較したイラスト。エアコン設定温度が同じ22℃でも、等級5は窓や壁が冷たく体感温度が16℃で肌寒いが、等級6は表面温度が高いため体感温度が21℃で暖かく快適。等級6は足元の冷えを解消し、光熱費も削減できることを図解している。

人間が感じる暖かさ(体感温度)は、以下の計算式でおおよそ決まります。

体感温度 ≒ ( 室温 + 壁・床・天井の表面温度 ) ÷ 2

例えば、エアコンで室温を22℃に設定していても、断熱性能が低い家では、窓や壁の表面温度が冷たい(例えば10℃)ままです。 すると、体感温度は(22+10)÷2=16℃となり、肌寒く感じます。 これを解消するために設定温度をさらに上げることになり、光熱費がかさんでしまいます。

一方、断熱等級6の家は、断熱材の性能が高く、窓も高性能なため、壁や窓の表面温度が室温近く(例えば20℃)まで保たれます。 計算すると(22+20)÷2=21℃となり、同じ室温設定でもポカポカと暖かく感じるのです。

「足元からくる冷え」や「窓際のヒンヤリ感」から解放される生活。これこそが、断熱等級6が必要とされる最大の理由の一つです。

3. 「健康」を守るために断熱等級6は必要か?

家は家族が一番長く過ごす場所です。だからこそ、健康への影響は見逃せません。

WHOが勧告する「室温18℃以上」の衝撃

WHOは健康維持のため、冬の室温を18℃以上に保つことを推奨しています1

室温が低いと、血圧上昇、循環器系疾患、呼吸器系疾患のリスクが高まるという研究データがあるからです。

日本の多くの住宅(等級4など)では、冬の朝、部屋の室温が10℃以下になることもあります。 しかし、断熱等級6(HEAT20 G2)の家なら、真冬でも無暖房で13〜15℃を維持しやすく少し暖房をつければすぐに18℃〜20℃の適温に達し、その温度を長時間キープできます。

  1. WHO, Housing and Health Guidelines, 2018; 公式PDF.

 

ヒートショックという家庭内の事故

断熱等級4と断熱等級6の住宅内の温度ムラを示したサーモグラフィ画像比較。断熱等級4の家はリビングと脱衣所・浴室の温度差が大きくヒートショックの危険がある。一方、断熱等級6の家は魔法瓶のような構造で家中の温度差が極めて小さく、ヒートショックのリスクを減らし家族の健康を守る「見えない防具」であることを示している。

交通事故よりも怖いと言われるのが、家庭内での「ヒートショック」です。
暖かいリビングから寒い脱衣所や浴室へ移動した際の急激な温度変化により、血圧が乱高下し、失神や心筋梗塞などを引き起こします。
実際、入浴中の推計死者数は交通事故死者数よりも多いことがわかっています1

断熱等級6の家は「魔法瓶」のような構造なので、リビングと脱衣所、廊下との温度差が極めて小さくなります。
「お風呂に入るのが寒くて億劫」というストレスがなくなり、高齢のご両親はもちろん、小さなお子様が風邪をひくリスクも減らせます。

家族の命と健康を守るための「見えない防具」として、断熱等級6は必要不可欠と言えるでしょう2

  1. 消費者庁, 冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!, 2022; 公式Webサイト.
  2. 国土交通省, 省エネ住宅・建築物の普及に向けた取組(スマートウェルネス住宅), 2019; 公式Webサイト.

4. 経済的なメリット:コストアップ分は元が取れる?

断熱等級6が必要か悩む最大の要因は「お金」です。

一般的な30坪の住宅において、断熱等級5から断熱等級6へ性能を上げる場合、約100万円から200万円の追加費用が必要です。 しかし、住宅にかかる費用は建築費だけでなく、居住後にかかる生涯コストを含めて判断することが重要です。

毎月の光熱費が大幅ダウン

断熱等級6の家は、一度暖めた(冷やした)空気を逃がさないため、エアコンの稼働率が劇的に下がります。 旧省エネ基準(等級4)の家と比較すると、冷暖房費は約30%〜40%削減できるという試算があります。

昨今の電気代高騰を考慮すれば、月々数千円〜1万円近くの差が出ることも珍しくありません。 35年の住宅ローン期間でシミュレーションすると、光熱費の削減総額が、建築時の追加費用(100〜200万円)を上回るケースが非常に多いのです。

つまり、「最初に少し高く払って、毎月の支払いを安くする」か、「安く建てて、毎月の支払いを高く払い続けるか」の違いです。 エネルギー価格が今後も上昇するリスクを考えれば、断熱等級6にしておくことが、家計防衛のための賢い投資となります。

5. 2025年義務化と「資産価値」の視点

断熱等級6が必要かという議論において、忘れてはならないのが「法律」と「資産価値」の変化です。

「省エネ基準適合義務化」の開始

「省エネ基準適合義務化と将来リスク」と題されたインフォグラフィック。2025年4月から断熱等級4が全棟義務化され、2030年には最低基準がZEH水準(等級5)へ引き上げられる目標がタイムラインで示されている。その結果、今建てた等級4の家は、数年後の2030年以降には国の最低基準を満たさず、「既存不適格に近い評価」を受けるリスクがあることを警告している。

2025年4月から、原則として全ての新築住宅に「省エネ基準(等級4)」への適合が義務付けられます。

さらに政府は、2030年までにこの最低基準を「ZEH水準(等級5)」へ引き上げるロードマップを描いています。

つまり、今もし等級4ギリギリの家を建ててしまうと、数年後には「国の最低基準すら満たさない、既存不適格に近い家」という評価になってしまう恐れがあるのです。

「売れる家」であり続けるために

来のマイホームの資産価値と断熱性能の関係を説明するインフォグラフィック。タイトルは「将来の資産価値に直結!『断熱等級6』は高値売却の鍵」。 左半分は赤色を基調とし、「断熱等級4以下:評価が低い『負動産』リスク」と題されている。熱が外に逃げる家のイラストに「負動産」のスタンプが押され、将来の査定額が大幅にダウンするグラフや、子供世代に負担となる家を残してしまう様子が描かれている。 右半分は青色を基調とし、「断熱等級6:欧米並みの『高く売れる家』へ」と題されている。熱を逃がさない家のイラストに「断熱等級6認定」のバッジと「優良資産」のスタンプがあり、将来の査定額がアップするグラフや、子供世代に価値ある資産を残せる様子が描かれている。

日本も、欧米のように「断熱性能が高い家が高く売れる」という評価基準に変わりつつあります。 将来、転勤やライフスタイルの変化で家を手放すといった場面で、断熱等級6の認定を受けているかどうかは、査定額に影響を与えるでしょう。

30年後の未来、お子様の世代に「負動産」を残さないために、今の段階で断熱等級6にしておくことは、必要な判断だと言えます。

 

6. 断熱等級6にするデメリットと注意すべき落とし穴

ここまでメリットを中心にお伝えしましたが、デメリットやリスクについてもお伝えしなければなりません。

断熱等級6が必要か判断する際は、以下の点に注意してください。

① 施工会社の実力が問われる

「① 施工会社の実力が問われる」というタイトルのインフォグラフィック。左側には「設計上の計算値」としての断熱等級6の図面があり、右側には「実際の性能」として、雑な施工による壁内結露のリスク(×)と、技術力のある施工による気密測定(C値0.5前後)の実施(✓)が対比されている。下部には「重要なのは『気密測定(C値)』の実施会社を選ぶ」という結論が示されている。

断熱等級6はあくまで設計上の計算値であり、その性能は施工会社の技術力に左右されます。

雑な施工で隙間があれば性能は発揮できず、逆に壁内結露で家を傷める原因にもなります。

重要なのは「気密測定(C値)」の実施です。C値0.5前後を目安に、全棟測定を行っている会社を選びましょう。

② 間取りの制限が出る場合がある

断熱確保で窓や吹き抜けが制限されることもあります。しかし高い設計力があれば、性能と開放的なデザインは両立可能です。

③ 夏の日射遮蔽対策が必須

高断熱住宅の夏の日射遮蔽対策として、掃き出し窓の外側に設置されたアウターシェードの施工例写真。夏の日差しを窓の外で遮ることで、室内のオーバーヒートを防ぐ工夫。

断熱性が高い家は「保温性」が高いため、夏場に窓から日差し(熱)を入れてしまうと、その熱が逃げずに室内がオーバーヒートしてしまうリスクがあります。

断熱等級6の家では、冬の断熱だけでなく、夏の「日射遮蔽(ひさしやシェードで日差しを遮る工夫)」をセットで考えることが不可欠です。

よくある質問:断熱等級6は本当に必要?

質問: 断熱等級6は本当に必要ですか?オーバースペックではありませんか?

回答: 断熱等級6はすべての人に必須ではありませんが、30年以上住む持ち家を検討している場合、快適性・健康・光熱費・資産価値の観点から最も後悔しにくい断熱性能です。等級7は過剰になりやすい一方、等級6はコストと性能のバランスが取れた現実的な基準です。

質問: 断熱等級5と6では体感温度にどれくらい差がありますか?

回答: 断熱等級6では壁や窓の表面温度が室温に近づくため、同じ室温設定でも体感温度が3〜5℃程度高く感じられることがあります。足元の冷えや窓際のヒンヤリ感が大きく改善されます。

質問: 断熱等級6のUA値はいくつですか?

回答: 東京・大阪・名古屋などの6地域では、断熱等級6のUA値基準は0.46以下です。これはZEH基準である断熱等級5(UA値0.60)よりも熱が逃げにくく、快適性と省エネ性に優れた数値です。

質問: 断熱等級6にすると建築費はいくら上がりますか?

回答: 一般的な30坪前後の住宅では、断熱等級5から6へ性能を上げることで約100〜200万円程度の追加費用がかかることが多いです。ただし、光熱費削減効果により長期的には元が取れるケースが多く見られます。

質問: 断熱等級6は後からリフォームで対応できますか?

回答: 後から断熱等級6相当まで性能を上げることは可能ですが、壁や天井を解体する必要があり、数百万円以上かかるケースが多く現実的ではありません。そのため新築時に断熱性能を確保することが重要です。

質問: 断熱等級6の家で注意すべき点はありますか?

回答: 断熱等級6では施工精度が非常に重要です。気密性能(C値)を確認し、全棟で気密測定を行う施工会社を選ぶことが大切です。また、夏の日射遮蔽対策を併せて計画しないと、室内が暑くなりすぎる場合があります。

まとめ:断熱等級6は「未来の当たり前」。迷ったら採用すべき

「断熱等級6は本当に必要か?」という問いに対し、私たちは自信を持って「必要です」とお答えします。

断熱等級6は「未来の当たり前」であり迷ったら採用すべきという結論のまとめ図。「快適性(家中Tシャツで過ごせる)」「健康(ヒートショックを防ぐ)」「経済(光熱費削減で長期的プラス)」「資産(2030年以降も価値が落ちにくい)」という4つのメリットを解説。後からの断熱リフォームは莫大な費用がかかるため新築時の検討が重要であると説いている。

  • 快適性:足元の冷えがなく、家中どこでもTシャツで過ごせる快適さ。
  • 健 康:ヒートショックを防ぎ、家族の健康寿命を延ばす。
  • 経 済:建築費は上がるが、光熱費削減で長期的にはプラスになる可能性が高い。
  • 資 産:2030年以降の基準引き上げを見据え、資産価値が落ちにくい。

家は「3回建てないと満足できない」と言われますが、断熱性能に関しては、後からリフォームしようとすると壁を全て剥がすことになり、数百万円以上かかります。

設備は後で交換できても、家の「基本性能」は変え難いため、新築時の予算配分が重要です。

後悔のないよう、ぜひ断熱等級6をご検討ください。

実際の暖かさ体験や費用など、疑問があれば、ぜひお近くのモデルハウスへ足を運んでください
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