2026.02.20

予算 コラム 間取り

その予算オーバー、実は◯◯のせいかも? 建築家が教える、注文住宅の金額が上がる家・下がる家の決定的な違い

この記事の重要なポイント

  • 予算オーバーの主な原因: 希望する「建物の広さ」「用意した予算」が合っていない
  • 金額を抑えられる家の特徴: 無駄な廊下をなくし、建物の形をシンプルにする
  • 失敗しないコツ: ショールームへ行き、キッチンの優先順位を決める
  • 成功への近道: 最初から「面積」「金額」をセットで考える

はじめに

理想の家づくりで一番の不安は「お金」のことではないでしょうか。「最初の計画よりも見積もりが大幅に増えてしまった」という悩みは、注文住宅ではよくある話です。

予算内で納得のいく家を建てるには、設計の最初から「金額が上がる理由」を知っておくことが大切です。今回は、無理のない予算で理想を叶えるためのポイントを解説します。

 

ー 本コラムの解説者(建築家)ー

今回、家づくりのヒントを解説するのは、ARRCHの建築家・石澤光宏。石澤はこれまで数多くの住宅設計を手掛け、それぞれの家族の理想を形にしてきました。特に、家の見た目の美しさと、日々の暮らしやすさ、建築にかかるお金のバランスを取る設計を得意としています。「家を建てた後の暮らしも豊かであってほしい」という願いから、無理のない予算で質の高い家を建てるための知恵を、本コラムで詳しく解説します。

1. 注文住宅で予算オーバーが起こる最大の理由

注文住宅の予算オーバーは、「希望する建物の広さ」と「用意したお金」のズレから発生します。具体的には、部屋の数や設備のグレードが、予算の枠をいつの間にか超えてしまうことが原因です。設計の初期段階で、建築家が予算に収まる建物のサイズを提案することで、予算との不一致を解消できます。

住宅の価格を決める大きな要素は「建物の面積」と「設備の質」の2つです。全ての要望を優先順位なしに取り入れると、見積もり金額は必ず上がってしまいます。

2. 徹底比較!金額が「上がる家」と「下がる家」の違い

建築費用が変わるポイントを、分かりやすく表にまとめました。

比較するポイント 金額が上がる家 金額が下がる家
廊下や部屋の作り 長い廊下や、予備の部屋がある 廊下をなくす工夫で、部屋の広さを確保する
建物の形 カドが多く、複雑な形をしている 長方形や正方形に近いシンプルな形にしている
設備選び 標準仕様を確認せず、オプションを次々足す 優先順位を決め、こだわりたい場所に予算を出す
外壁の素材 全てを高いタイル張りにしている 塗り壁と他の素材を上手く使い分けている

建物の面積と廊下の設計による違い

建築費を抑える一番の方法は、建物の全体の広さを調整することです。廊下を単なる「通り道」として長く作ると、建築費用は高くなります。ファミリークローゼットや収納を活用した廊下をなくす設計や、移動スペースをリビングの一部として使う工夫で、同じ予算でも家族が過ごす場所を広く確保できます。

建物の形とカドの数による違い

建物の形をデコボコした複雑な形にすると、外壁の面積や建物のカドが増えます。工事の手間や材料が増えるため、建築コストは上がります。長方形や正方形に近いシンプルな形を基本にすることで、無駄なお金を抑えることが可能です。

キッチンやタイルの優先順位による違い

契約した後に一番金額が上がりやすい場所は、キッチンやタイルです。ショールームで最新の設備を選ぶと、100万円単位で費用が増えることもあります。あらかじめお金をかけたい場所の順番を決めておくことが、予算を守るコツです。

3.家づくりで後悔しないために:見落としがちな費用のポイント

家づくりの現場でよくあるお客様の失敗は、建物以外にかかるお金を忘れてしまうことです。例えば、土地を平らにする工事や、駐車場・フェンスなどの外構工事には意外とお金がかかります。建物本体の予算だけで考えてしまうと、後から「お金が足りない!」と焦ることになります。

4. 理想を形にするための4つのステップ

予算オーバーを避けて、夢を叶えるための具体的な手順を紹介します。

  1. 理想の暮らしをなんとなくイメージする:
    「どんな毎日を過ごしたいか」を家族で話し合ってみてください。具体的なプランはARRCHの建築家が丁寧なヒアリングを通じて提案しますが、好きな暮らしの雰囲気や写真を用意しておくと、打ち合わせがスムーズに進みます。
     
  2. モデルハウスで広さを確認する:
    実際にモデルハウスへ行き、20畳のリビングや3畳の収納が「どれくらいの広さか」を体感します。図面上の数字ではなく、実際のボリュームを知っておくことが、要望と予算のズレを防ぐ鍵となります。
     
  3. 面積の優先順位を決める:
    予算が足りない時は、リビングの広さを守るために、建築家の提案で寝室の広さを少しだけ小さくするなどの調整をします。
     
  4. 素材のバランスを相談する:
    外壁の一部に別の素材を使うなど、デザインを良く見せながらコストを下げる方法を建築家と一緒に考えます。

5. まとめ:予算管理の成功は設計初期の面積確認で決まる

注文住宅の予算オーバーを防ぐ一番のポイントは、「設計の最初から、金額と建物の面積をセットで考えること」です。面積を1坪(約2畳)減らすだけで、建築費は数十万円単位で安くなる場合もあります。

家族の希望が予算内で叶うかどうか判断するには、プロによる正確な面積チェックが欠かせません。ARRCHは、家族がずっと安心して暮らせるためのお金の計画を、何よりも大切にしています。

予算を守りながらデザインにもこだわりたい方は、ぜひARRCHの個別相談会へお越しください。建築家の知恵を借り、理想の家を最高の予算で実現しましょう。

6. 後悔しない家づくりのために:ARRCHの無料相談会

「自分たちの希望を全部入れると、いくらかかるか不安」「今の予算でどこまで理想が叶うの?」という悩みは、誰もが抱えるものです。

まずは無料相談で、あなたの理想を最高のコストパフォーマンスで叶えるプランをARRCHで一緒に立ててみませんか?

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